村唄
同じ場所へ向かう坂道を僕らはゆっくりと歩いていた
忙しさも急ぐこともあの頃は知らなかったから
集まる度尽きる事のない思い出話過ぎた時間の割に変わらない人で
あの時何もなかったあの坂の向こう側に今なら何かが見えてくるかな
ここで始まり育った道をいつも包み込んでくれる優しい風
ビルの谷間にはない時の流れ
今日も聴こえる水の音が刻むから
行き詰ったら佇む所すぐ近くにあって良かったな
大きく息を吸い込めばまたすぐ優しい気持ちになれる
他にない物ばかりだとバカにする奴らの声に恥じていた少し背伸びしてた頃
いつの間にかこの場所の心地良さにあおられて笑い飛ばせる程誇りになったよ
この大地の上を強く歩け大きく広がる緑の階段上って
時にあびに行こうこごせの風はな歌はいつもこの歌でいいだろ
la la la…
大きく広がる緑こごせの風
la la la…
今も変わらぬ安らぎ時の流れ
la la la…
どんなに遠く離れていても
la la la…
見えなかったもの全てを映すから